あとがき
お読み下さりありがとうございました!
相変わらずの自己犠牲というか、家族の為に動くのがもはや趣味とか生き甲斐です。ハルジオンは十話以内で終わらせたのにねって思ったけどあれは原作に絡もうとしなかったからですね。はい。
今回は色々がんばりました、私も主人公も。伏線はったり、推理や状況把握したりとか大変でしたが……多分どっかほつれてると思いますね。えへへ。
本名はたった数回しか出ませんでしたが、ニアにノートを確認された時に気づかれないようにしたかったのです。ま、最初はリュークがノートに本名を書いて誰だ?ってなるのも良かったんですけど途中で自分から書いちゃおうと。
自分を殺す名前が夜神じゃないのに、じゃないからこそ、こんだけ頑張ったのかもしれません。
Lは主人公を一瞬疑ったんですが、やっぱりどうしても、主人公には出来ないことばかり起こっているので決定打はなく、ニアの推理を聞いてからまた捜査を重ねようと思ってました。ニアもメロも、主人公は関係者であり知りすぎているとも思っていたけど、やっぱり月の光は偉大だったというわけですね、お兄ちゃんありがとう。
主人公に多く接したLだけは、彼のちょっと不思議な雰囲気を警戒しました。けれど近づけば近づく程のまれてしまいそうな感じ。接しない方が良いのか、接した方が良いのか、微妙なところです。
リュークも主人公がただ者ではないと思っていたけれど、死神なので人間の事があまり分かりません。おもしれー奴だなって思ってます。リュークの方が酷いし冷酷だから、主人公は優しい奴に見えただろうし、その癖裏切ったり死神以上に人を殺したりしているから、「おかしい奴」ていうのが四年付き合った末に出した結論。
月にとってはこれが普通だったので主人公の異質な感じはわかっていません。
メロはなんだかんだ主人公に親しみを感じていたし、ニアは馬鹿じゃないと思っていました、一応。高田さんの逆の認識。
キラにたいしてある意味敬意を払っていることになってたけど、うちの主人公だった場合はあんまり敬意は払ってくれなさそうですね。ただ只管不思議な奴だった。本当に本当に、狂っていた大犯罪者みたいな。
クレイジーな大量殺人犯ってニアに言われる前に自分で言ってますからね。
主人公はこの漫画の世界を遠くに思っていたし、自分が名前を書いた人間は正直死ぬ運命にあった人だと思ってます。助けるには、名前を書かなければ良いだけなのです。苦労するのはレムに殺されるLとワタリ、巻き込まれて死ぬ父のみ。結局父は亡くしてしまったけれど、そんな気もしていた。悲しんだけど、自分の所為であることはたしかだし、泣いてたけど、ハルジオンのときから二回死んでるのでやっぱりちょっと、感情が劣化しているかもしれませんね。
その劣化の所為で、主人公最後あっさり死にました。月ともっと話させたり謎解明させたかったけど、私はあえて主人公の口を封じました。語りすぎてはつまらないかなと。ポタと繋がってるところを探してみたり、主人公の気持ちとか周りがどう思ったかとか……想像してくれたらなって丸投げを()
おまけ 主人公が泣いた時の嗚咽の「だっ」は、dadです。咄嗟に出る言葉は英語ですよね。とおさん……ってぐじゃ泣きさせたかったけど、日本語じゃ駄目だよねって思って。
ハルジオンの子で転生シリーズとか考えてるけど……それをすると、死んだときの彼の気持ちが軽いものに見えて来てしまいそうで嫌な気がします。
でもこの主人公を気に入っているので……なんどでも生まれてほしくなってしまうんだよなあ……。
では長くなりましたがここまでお読みいただきありがとうございます。
また、生まれたらいいね。
Feb-May//2014