Oculus あとがき
ちょっとした思いつきで、月逆行っていうのをやってみたくなりました。最初は主人公出て来ないで、月がただ原作通りに死ぬってだけだったのですが、それほぼ原作ですし……夢小説じゃないので……。
逆行Lもやってみたいなっていう思いもあります。
あとワイミーズともっと仲良くしたかったので、ちょっと好き勝手に私の願望融合させました。楽しいです。
……と、まあ、この辺が書いた経緯です。
月しか主人公のことは知りません。死神も知りません。
ナオミさんは保護を受けたりなんかして、アメリカに帰ったか、実家に帰ったかです。本当は主人公と再会させて捜査協力させてもよかったんですけど、そこまですると本当に原作沿いの構想を練る流れになりそうだったので、ストーリー的にはざっくりあっさりです。
月はキラを嫌悪してますし、人殺しをしたくなんかないというのが本音です。原作……というか主人公と同じことをして、自分でも死んでしまうというのが本懐だったのではないかと。本編後の番外編では後は追わないし、生き抜くって決めていますけど、それは同じ世界に居たからということで。
主人公に会える……というのは、言葉にはしていても、あり得ないことだと思っていましたので。
レムの死因は本当許してくださいって感じです。火口さん殺しても多分レム死ななかった気がす(略)
海砂は月がキラだって知ってるけど、まあ当然二度と会わせてもらえないと思います。
月はその後……どうなるでしょうね。幽閉かもしれませんし、幽閉といいつつLと一緒に探偵業やっていそうな気もします。Lって別に警察じゃないから……確かにキラという存在は屠るべき存在だったけれど……月はキラではないというか。
どろどろさせるとしたら、ノートに名前を書いて自殺する、させる、あたりが妥当ですかね?もしかしたらリュークが上から見ていていつか殺すかもしれません。
月は優秀すぎて、Lは天才すぎて、考えてることが私の頭では及びませんが一番及ばないのが人間と言う概念ではない死神リュークですね。リュークは人をあっさり殺しますし、あっさり解放もすると思うんです。
ノートが要らないなら捨てろって言う反面、お前が死ぬときは俺がノートに書く時だが……なんていう奴なので。死神だからこそなのか、生きることに貪欲ではないですよね。まあ死にたくはないっていう思いはあるようですが……人程死に対する恐怖や、生に対する未練がない。だからこそのリュークですよね。扱い難い。リュークの殺し方を考えるだけで一週間もやもやできますよ。おすすめ!
こうやってキャラのこと考えるのは良いことですけど、そうしてると一向に決められないから、私はリュークの上に立たなければならなかったのですが……やっぱり出来ませんのでこの番外編はここらで終わりになりました。主人公も私も、月の生死が闇の中にあるのでじっとりと”そのとき”ってやつを待っています。つまり人はいつ死ぬのか分からないってやつです。ただの丸投げとも言う。これが無責任に作品を放り出す、ということなのか、ごくり。
大穴で、局長が月を撃つっていうのもありですね。その後局長、自分も死ぬとか言いそうだけどそこはまあ、ほら、誰かが止めてくれると信じてます。
月が死んだ後主人公は多分本当にノートの切れ端に名前を書きそうです。兄をこうしてしまったのは自分だし、やっぱり月の無い世界は辛いなって。絶望というよりも、ただ、終わりだなって感じで死ぬと思います。ね。……ね?(自信無い)
局長に向かって「とうさん、ごめん」「もう一度会えて嬉しかった」「生きて」みたいなこと言うのもいいなって。もう本当……書ききれないです。
むしろ月を庇って局長に撃たれて、「頼むから、生きてくれ!!」って血まみれ瀕死で泣きじゃくって声荒らげて、またLに看取られるのもありなんですけどね。
重たい終わりしか思い浮かばなくて……結局書くのやめました。なんかあとがきで妄想語りすぎててごめんなさい。ちょうたのしかったです。
本名でないかわりにまた偽名が出るもんで、本名の所を偽名にさせてもらいました。なんか色々お手数おかけします。
デフォルトがアシュリーなのですが、語源はash tree clearingなんですね。ashは灰なので目の色とぴったりだなって。
ちなみに男性名でも用いられることもあるのです。昔の話のようですが。
Aにしようって話してて、じゃあアーサーにしようかなって主人公はかつての父親を思い浮かべるのですが、アシュリーのが似合いだし可愛い()ってことでキルシュに名付けられたりする裏話がありますが、ほら……名前変換小説だから……。余談。
以上、補足と考察と余談と妄想語りでした。あとがきにまでお付き合いくださりありがとうございます。
28 Jan 2015.